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マスター・リミテッド・パートナーシップ

マスター・リミテッド・パートナーシップは、リミテッド・パートナーシップを上場させたもので、証券取引所で売買可能な預託証券の形で発行されるリミテッド・パートナーシップの部分所有権です。現在もニューヨーク証券取引所を中心に複数の銘柄が上場されており、投資単位は比較的小口です。その時価総額は五○○億ドル(六兆五○○○億円)程度です。ここでパートナーシップについて少し説明しておきます。パートナーシップとは、複数の個人または法人が何らかの営業目的で設立する組織を意味し、不動産に限らずあらゆる事業体やプロジェクトの共同所有者となります。この仕組みは不動産のために特別発明されたわけではなく、古くは石油やガス、金鉱脈を掘り当てる際のプロジェクト資金集めの手段として自然発生的に生まれたものだといわれています。パートナーシップの利点は、何といっても税法上パススルー・エンティティーとして扱われることによって、二重課税が避けられることです。つまり、パートナーシップ自体の収益や損失は、個々のパートナーに振り分けられるので、パートナーシップにはいわゆる法人税が課税されることがありません。したがって、課税はすべて投資家に配当されるときに行われます。

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